米アップルの新型スマートフォン「iPhone 14」の増産計画が見送られたと、米金融メディアのBloombergが報じています。
9月に発売されたiPhone 14では、ベースモデルの「iPhone 14/iPhone 14 Plus」と、ハイエンドモデルの「iPhone 14 Pro/iPhone 14 Pro Max」が存在。iPhone 14/iPhone 14 Plusはプロセッサに「A15」を搭載するなど、その仕様は昨年発売された「iPhone 13」シリーズとあまり変わりません。
Bloombergによれば、アップルはiPhone 14シリーズの需要が急増しなかったため、下半期に600万台を増産する計画を中止したとのこと。これにより、iPhone 14の生産台数は「iPhone 13」とほぼ同じ9000万台になると報じています。
一方、ハイエンドモデルのiPhone 14 Proシリーズは、iPhone 14/iPhone 14 Plusよりも人気がある模様。このことから、アップルはエントリーモデルのiPhone 14から、iPhone 14 Proへと生産能力をシフトするように指示したそうです。
というわけで、やはり人気が低そうなiPhone 14シリーズ。2023年はもっと魅力的なベースモデルの新型iPhoneの登場に期待したいものです。
Source: Bloomberg