米グーグルは台湾エイサーやASUS、中国レノボと提携し、クラウドゲームに特化したChromebookを3機種発表しました。
今回発表されたエイサーの「Chromebook 516 GE」、ASUSの「Chromebook Vibe CX55 Flip」、レノボの「Ideapad Gaming Chromebook」は、120Hz駆動の高解像度ディスプレイ、アンチゴースト機能付きのRGBゲーミングキーボード(一部モデル)、Wi-Fi 6/6Eへの対応や強化されたオーディオ機能などが特徴です。また、専用ゲーム機レベルの85ms以下の入力レイテンシーが保証されています。
クラウドゲームサービスとしては、NVIDIAの「GeForce NOW」の「RTX 3080」プランに対応。最大1600p解像度や120fpsでのゲームプレイ、レイトレーシング機能をオンにしてのプレイが可能です。さらにWebアプリとして「Xbox Cloud Gaming(ベータ版)」、そして米アマゾンの「Luna」にも対応しています。また、画面にはゲームに簡単にアクセスできる「Everything」ボタンも用意されています。
さらに「Works With Chromebook」プログラムとしてエイサーやCorsair、HyperX、レノボ、SteelSeriesなどの周辺機器メーカーと提携し、マウスやヘッドセット、コントローラの動作が確認されています。
Chromebook 516 GEは649.99ドル(約9万5000円)、ASUSのChromebook Vibe CX55 Flipは699.99ドル(約10万円)、Ideapad Gaming Chromebookは399.99ドル(約5万9000円)にて、10月から海外にて販売が開始されます。クラウド技術によって(それほど)高価でないノートパソコンでも高品質なゲームが遊べるようになったのは、実に喜ばしいですね。
Source: グーグル