米グーグルが販売を開始したスマートウォッチ「Pixel Watch」について、修理業者のiFixitが分解レポート動画を公開しています。
Pixel Watchはグーグルが初めて投入するスマートウォッチで、円形の文字盤や「Fitbit」ゆずりのヘルスケア/フィットネス機能が特徴です。製品には「Bluetooth / Wi-Fi」モデルだけでなく「4G LTE + Bluetooth / Wi-Fi」モデルも用意され、スマートウォッチ単体での活用も可能です。
iFixitのレポートによれば、Pixel Watchの分解には文字盤の背面の接着剤を溶かすため、加熱することから始まります。ディスプレイの交換には、バッテリーやバイブレーターの取り外しが必要です。その次にスピーカーや光学センサー、深度センサー、そしてマザーボードの取り外しが可能になります。
iFixitはPixel Watchの内部構造について、「興味深いパズルだった」と評価。背面ケースと異なりボタンは交換不可能なことや、小型化のレベルを考えると、Pixel Watchでは純正部品の修理プログラムが提供されないだろうとの見方を伝えているのです。
スマートフォンよりさらに小型なスマートウォッチでは、一般的により分解や修理の難易度が上がります。Pixel Watchはグーグルによる初のスマートフォンでありながら、なかなかその設計は完成されている印象です。
Source: iFixit/YouTube via 9to5Google