ゲーム&ホビー
2022/11/17 19:30

エミネム主演でも「興味ない」。『Grand Theft Auto』がハリウッド実写化を断っていた

世界的な大ヒットゲーム『Grand Theft Auto』(以下「GTA」)シリーズを実写映画化する話が持ち上がったものの、ロックスター・ゲームス社のトップが却下したため実現しなかったことが明かされました。

↑エミネム主演で映画化されていたかもしれなかった

 

これはゲーム業界のベテラン、カーク・ユーイング氏が、英BBCのポッドキャスト番組「Bugzy Malone’s Grandest Game」に出演して語りました。

 

この話は、シリーズ第3作『GTA3』が発売された(2001年)直後にさかのぼります。ユーイング氏は、ロックスター共同創業者のサム・ハウザー氏を友人として訪問し、ゲームを下敷きとした映画製作の可能性について話し合ったそう。ただし、その時点では「サムの頭の中には、何かやりたいことがあるかもしれないとの思いがあったのでしょう」とのことで、あまり乗り気ではなかったようです。

 

しかし、ユーイング氏はハリウッドのエージェントから魅力的なオファーを電話で受けていました。その内容は、ヒップホップ界のレジェンド・エミネムが主演で、監督は『トップガン』のトニー・スコット氏、ロックスター社には500万ドル(約7億円※)ものライセンス料が支払われるというもの。

※1ドル=約139.6円で換算(2022年11月17日現在)

 

そのオファーをハウザー氏に伝えたものの、「興味ない」と断られたそうです。その後にGTA映画化の話は出なくなったとのこと。ユーイング氏は、自分たちの持っているメディア・フランチャイズが当時進行していたどの映画よりも規模が大きいことにロックスター社が気づいたのだと説明しています。

 

ゲーム自体は映画化されていませんが、GTAシリーズの誕生や暴力的な表現をめぐる論争を題材にしたBBC制作ドキュメンタリードラマ『The Gamechangers』は、映画「ハリー・ポッター」で知られるダニエル・ラドクリフ主演で公開されています。もっともロックスターの許可を得ておらず、同社は商標権侵害だとして訴訟を起こしていました

 

Source:BBC
via:Gamesradar