Twitterを買収したイーロン・マスク氏は、ドナルド・トランプ元米国大統領のTwitterアカウントの凍結を解除すると発表しました。すでに、アカウントの凍結が解除されているのが確認されています。
トランプ元大統領のTwitterアカウントは、2021年1月に起きた連邦議会襲撃事件をうけて、「暴力行為を扇動する恐れがある」として凍結されていました。一方でトランプ元大統領は、独自のソーシャルメディア「Truth Social」を立ち上げています。
マスク氏は自身のTwitterアカウントにて、11月19日にトランプ元大統領のアカウント復活に関する投票を実施。結果、51.8%と僅差ですが賛成が上回りました。その結果を受け、「Vox Populi, Vox Dei(民の声は神の声)」として、20日にトランプ元大統領のアカウントの凍結解除を宣言したのです。
なお今回の投票では、懸念されていたbot(プログラム)による投票も多数おこなわれていたことが、マスク氏によって明かされています。これに関して同氏は、「興味深い教訓を得た」とツイートしています。
なお凍結が解除されたトランプ元大統領ですが、記事執筆時点(11月21日)では新たなツイートは行っていません。もしかすると、凍結解除に一番驚いたのはトランプ大統領だったのかもしれません。
Source: Elon Musk / Twitter via Engadget