ツイッターで一部の取引先への支払いが遅れて、苦情が発生していると米ニューヨーク・タイムズ紙が報じました。
実業家のイーロン・マスク氏によって買収されたツイッターでは、同氏から「倒産もありうる」との号令のもと、従業員の解雇や事業の見直しが行われています。
今回の報道によれば、ツイッターは、マスク氏が買収する前に発生した数十万ドルの出張費の支払いを拒否しているとのこと。また、マスク氏はベンダーや契約サービスへの支払いを遅らせる、あるいは停止するように指示しているそうですが、これにより取引先から苦情が発生しているというのです。
さらに、マスク氏はNFLやNBAなどのスポーツリーグ、コンデナストやFoxなどのメディア企業との提携、アマゾンやオラクルなどのハイテク企業との取引についても再交渉を試みている模様。
ツイッターでは、出張費やソフトウェアサービス、不動産、そしてオフィス内のカフェテリアの食事補助の見直しも報じられています。赤字企業のコスト削減は当然でしょうが、その影響は取引先にも及びそうです。
Source: The New York Times