iPhoneの製造を手掛けるフォックスコンの工場にて従業員による暴動が発生したことが、海外で報じられています。フォックスコンは、従業員に補償するようです。
この事件の背景には、鄭州(ていしゅう)にあるフォックスコン最大のiPhone組み立て工場にて、新型コロナウイルスによるロックダウンが発生したことから始まりました。食堂も利用できないほど厳しいロックダウンに対し、一部の従業員が工場から離職することを選択しました。
そしてフォックスコンは従業員の引き止めのために、ボーナスを最大10倍まで引き上げると伝えていたのです。しかしその約束のボーナスが払われず、工場で暴動が発生していました。
現在フォックスコンはボーナス支払いに関する誤りを認め、退職者を含めた従業員に補償すると発表。またアップルのチームも、現地でサポートのために赴いているようです。
というわけで、なんとか一段落を見せそうなアップル製造工場でのトラブル。このような工場トラブルが頻発することで、インドやベトナムといった中国以外の地域へのアップル製品の製造移管もすすみそうです。
Source: 9to5Mac