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収納
2022/12/19 18:30

「オリーブ色の折畳コンテナ」でお部屋の表情激変!20Lのタフコンテナ、何個あっても困りません

アウトドア&キャンプの定番アイテムとして、折りたたみ式コンテナがある。調理グッズや小物を収納でき、物置きにそのまま格納。キャンプに行くときはそのままクルマに載せれば良いだけ。使わないときは、折りたたんでコンパクトにしまえて場所を取らない。

 

この折りたたみコンテナ、日常使いできるとインテリアの印象がガラリと変わる。手ごろな価格でヘビーに扱えて、部屋のイメージを底上げしてくれるものーーと探していて出合ったのが、自動車やバイクなどの工具を販売するプロ御用達のお店「アストロプロダクツ」の「アストロJPN-S20 折りたたみコンテナ20L」だ。

↑アストロ JPN-S20 折りたたみコンテナ 20L 1408円(税込)

オリーブドライのカラーはミリタリー好きにはド・ストライク。一方で、室内に置いても主張し過ぎない謙虚さを兼ね備えている。機能的な部屋という表情を与えてくれるが、無味乾燥にはならない。そんな印象だ。

 

サイズは展開した状態でW366×D262×H272㎜。折りたたんだ状態では厚さが76㎜というコンパクトに計算されているのも嬉しい。素材にはポリプロピレンが使用され、最大積載荷重は15㎏に設定されている。

↑棚などのちょっとした空間にもスタックして収納できる厚さ

 

なお、同製品のラインナップには容量の大きな50Lタイプも用意され、2つの20Lタイプをピッタリと積み重ねることができる。もちろん、同サイズを重ねてもデザインされた凹凸が噛み合うことで、しっかりとスタッキングできるギミックも搭載されている。この性能は収納時はもちろんのこと、走行中に振動を受けるクルマのラゲッジに積み重ねた時にも威力を発揮してくれるだろう。

 

折りたたみ式のコンテナを組み立てる手順は、上部を引き上げ左右面の壁を広げるだけで、箱状へと変身する。折りたたむ場合には逆の手順を踏めば瞬時にコンパクトな姿へと形を変える。このあたりは市場に出回っているものと変わりはない。

 

気になる強度だが、本体の4か所にリブ加工が施されているためか想像以上に強固であり頼りがいを感じさせる。100円ショップなどでも類似した安価な商品も販売されているが、捻じれ強度や耐久性は比べるまでもなく、キャンプやアウトドアで酷使しても根を上げることはなさそうだ。日常使いならオーバースペックといえるだろう。

 

元々、倉庫やガレージでの使用を考慮して設計された商品だけに荷物を入れた状態での信頼性は高い。今回の撮影ではランタンやバーナー、OD缶などを入れてみたのだが持ち上げてもボックスが歪むことはなかった。先述の通り積載荷重は15kgなので、室内用途では、本棚には入りきらないがちょっと良い箱にしまっておきたい、お気に入りの本や雑誌などを入れたり、普段は使わないガジェットボックスとして活用したりすることができる。

↑それほど背の高くないランタンならしっかりと飲み込んでくれる

 

今回、リビングやキッチンで使用することを考えて20Lサイズをチョイスしたのだが、これが大正解。日常的に流通するキャビネットやスチールラックの“棚“のサイズにジャストフィットしてくれるので、違和感なく使用することができた。

↑自宅内の棚にもジャストで収まるサイズ。写真下にちらっと映っているのは無印良品の定番「やわらかポリエチレンケース」。本製品を入れると収納面の表情が一気に変わる

 

趣味の道具や日々増え続ける充電コードをまとめて収納できるのも大きな魅力だが、その用途はキッチンまわりにも及ぶ。冷蔵庫に保管しないじゃがいもやタマネギなどを収納する保管庫、レトルト食品や乾燥パスタ、缶詰めなどを入れておくストッカーとしても活躍する。折りたためばラックの下などに収納できるので、省スペース化と共に乱雑になりがちなキッチンのスマート化にも貢献してくれる。

 

ガレージ用品と生活家具は別ジャンルと思われがちだが、ハードな使用を極めるガレージギアは日常の生活にも応用することができる。「アストロ JPN-S20 折りたたみコンテナ20L」はヘビーなイメージが強いものの、その機能性とデザイン性は部屋をスマートに整理する頼れる存在だ。

 

【商品概要】

アストロ JPN-S20 折りたたみコンテナ 20L

価格 /1408円(税込)

  • カラー:OD
  • 容量:20.2L
  • 最大積載荷重15kg
  • サイズ:W366×D262×H272㎜
  • 折りたたみ高さ:76㎜
  • 素材:ポリプロピレン100%
  • 重量:1.1kg

 

撮影/大田浩樹