作業現場で必要な工具が豊富にラインナップされているモノタロウ。同社で販売中の「デジタル水分計 木材用」は、木材や建材に含まれる水分を簡単に測定できる商品です。目には見えない含水率が一目でわかるため、よく薪を使う人や木材加工をおこなう人の手元にあると便利。どのような特徴を備えたアイテムなのか、細部までじっくりレビューしていきましょう。
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●薪が乾いているかチェックするのに便利な「デジタル水分計 木材用」(モノタロウ)
みなさんは木材を使用したDIYで、加工後に板が沿って寸法が合わなくなってしまった経験はありませんか? 硬いはずの板が曲がってしまう理由として、木材に含まれていた水分の乾燥が挙げられます。木材加工で失敗しないためにも、事前に水分量が把握できれば…。そこで今回は、数ある測定器の中から「デジタル水分計 木材用」(1969円/税込)をセレクトしてみました。
手元に届いたデジタル水分計を目にして、あまりの小ささにびっくり。リモコンくらいのサイズをイメージしていましたが、いざパッケージから取り出した商品は手のひらにちょこんと乗る程度の大きさです。寸法は80(高さ)×40(幅)×20mm(奥行)しかないのでかさばらず、むしろ保管時に紛失しないよう注意が必要かも。
同商品は本体からプローブと呼ばれる円錐状の針が2本飛び出しているため、普段はプローブキャップを被せて保護しておきます。本体背面下部に電池ボックスがあり、まずは使用前にアルカリボタン電池4個をセット。液晶下の電源ボタンを押すとデジタル表示が浮き上がり、ボタン操作だけで「建材測定モード」と「木材測定モード」の切り替えができました。
試しに手元の木材で確認してみたところ、プローブの先端をグっと差し込んだだけで数値が変動。ホールド機能こそないものの、目には見えない含水率をほとんどタイムラグなく弾き出した性能に改めて驚かされます。
愛用者からは「薪が乾燥してるか簡単にチェックできて便利!」「木材・建材の含水率を測定できて2000円しないの安すぎ」といった声が続出。同商品を木材の保管場所で役立ててみては?