ツイッターの有料プラン「Twitter Blue(ツイッター・ブルー)」のiOS版が7.99ドル(約1100円)から11ドル(約1500円)へと値上げされるとの情報を、海外テックサイトのThe Informationがつたえています。
Twitter Blueではツイートの編集機能が提供されたり、またアカウント名の横に認証バッジが表示されるなどの特典があります。現在は多数のフェイクアカウントが認証バッジを取得するなどの問題が生じたために、Twitter Blueの新規受付の再開は延期されています。
The Informationによれば、ツイッターはApp Storeにて課される30%の手数料を考慮し、iOS版のTwitter Blueの値上げを検討しているとのこと。一方で、Twitter Blueのウェブ版は7ドル(約1000円)と廉価にサービスが展開されるようです。この価格変更はすでに従業員向けに説明されているものの、マスク氏の「鶴の一声」で計画が中止される可能性があるとも報じられています。
このようなApp Storeの手数料を回避しようとする動きは、さまざまなアプリ開発メーカーにより行われてきました。また「YouTube Premium」のように、ウェブからの申込みとApp Storeからの申込みで、月額料金に差をつけるケースもあります。
ツイッターは米国時間12月9日にも、Twitter Blueの提供を再開する予定です。予定どおりにiOS版のTwitter Blueが値上げされるのか、マスク氏による直前の計画変更があるのかに、注目する必要があります。
Source: The Information via MacRumors