アップルのティム・クックCEOが来日し、熊本にあるソニーのカメラセンサー施設を訪問したことを明かしました。
アップルとソニーはイメージセンサーの提供で長年協力関係にあり、公表はされていないもののiPhoneでも継続的にソニー製品が採用されているようです。
We’ve been partnering with Sony for over a decade to create the world’s leading camera sensors for iPhone. Thanks to Ken and everyone on the team for showing me around the cutting-edge facility in Kumamoto today. pic.twitter.com/462SEkUbhi
— Tim Cook (@tim_cook) December 13, 2022
今回クック氏はツイートにて、アップルとソニーが10年以上にわたり提携関係にあったこと、そしてiPhoneのカメラセンサーを共同で作り上げてきたことを明かしています。アップルの代表がiPhoneカメラのサプライヤーを明かすのは、珍しいと言えるでしょう。
また、2023年の投入が期待される「iPhone 15」シリーズでは、ダイナミックレンジの大幅な拡大が予測されています。この新しいイメージセンサーの開発に関してクック氏とソニーが協議したのかもしれません。さらに、上位モデルのデルの「iPhone 15 Pro」シリーズでは、10倍のズームカメラの搭載も噂されています。
今後もさらなる進化が期待される、iPhoneシリーズ。しかし、その技術の一部はソニー製のイメージセンサーが支えていたのです。
Source: Tim Cook / Twitter via 9to5Mac