中国のLenovo傘下に入った元米国企業のモトローラが、ノートPC「ThinkPad」のスマートフォン版のような「ThinkPhone」を開発中との噂話とレンダリング画像がリークされました。
Lenovoは米IBMのデスクトップおよびノートPC事情を買収し、今ではビジネス向けノートPCのThinkPadシリーズを販売していることで知られています。この「Think」ブランドを、スマートフォン市場にも持ち込もうとしているようです。
海外テック系メディアThe Tech Outlookによると、モトローラはまもなくフラッグシップ機を発売する可能性があるとのこと。もともと「Moto Edge Fusion 40」として噂されていた製品だったそうですが、レンダリング画像に添えられたロゴからは「ThinkPhone」という名前で発売されることになりそうです。
搭載チップはSpandragon 8+Gen 1、RAMは8GBまたは12GB。6.6インチのフラット有機ELディスプレイには画面内指紋センサーがあり、前面カメラはオートフォーカス対応で解像度は32MP。かたや背面カメラは、50MPのメインカメラ、13MPの超広角、2MPの深度センサー付きカメラという3眼構成となっています。
ThinkPhoneのサイズは158.7×74.4×8.3mm。筐体はアルミニウムメタルフレームでIP68の防水・防塵性能をそなえ、約189gになる見通しとのこと。バッテリー容量は5000mAhでUSB-C経由の有線充電は最大68W対応、ワイヤレス充電は最大15Wまで。
またLenovoのThinkPadノートPCとも連携ができ、画面共有やファイル転送も可能だとされています。すでに同社のPCを愛用している方は、スマホも「Think」ブランドで揃えれば仕事の効率が上がるかもしれません。
Source:The Tech Outlook
via:91mobiles