米マイクロソフト(以下、「MS」)の社員が、Windows 11の「メモ帳」アプリにタブ機能が追加されることを、うっかり漏らしてしまったと伝えられています。
この人は同社のシニアプロダクトマネージャーで、タブ付きメモ帳のスクリーンショットを投稿。メガホンの絵文字付きで「Windows 11のメモ帳にタブが追加されました!」と熱っぽくツイートしていたそうです。
元のツイートは数分後に削除されましたが、Windows Centralほか複数のWindows愛好家らが消される前に画像を保存していたようです。メモ帳の画像には「機密事項 機能について議論したり、スクリーンショットを撮ったりしないでください」としっかり書かれています。
この警告からは、タブ機能がまだ社内での初期テスト中であることがうかがえます。おそらく、2023年初めのどこかの時点で、Windows Insider Program向けに公開されると思われます。
MSは9月の「Windows 11 2022 Update」(バージョン22H2)にて、ファイルエクスプローラーにタブを追加したばかりです。1つのウィンドウ内で別々のフォルダを同時に開き、作業ごとに切り替えられるタブ機能は、かなりの好評を博しています。
メモ帳にタブ機能が搭載されれば、2つ以上のメモを開いておき、相互にコピー&ペーストもできるようになり、他社のテキストエディタを入手しなくても良くなりそうです。
数年前にMSは、すべてのWindows 10アプリにタブを追加する「Sets」をテストしていました。そこにはメモ帳やファイルエクスプローラーも含まれていましたが、結局プロジェクトは中止されています。
ファイルエクスプローラーに続いてメモ帳までタブ機能が搭載されるとすれば、いずれほかのMS純正アプリにもタブがやって来るのかもしれません。
Source:Windows Central
via:The Verge