米グーグルの次期廉価スマートフォン「Pixel 7a」のハンズオン動画が流出し、画面のリフレッシュレートや搭載RAM容量などの手がかりが明らかとなりました。
この動画は、もともとベトナム発(現地ではPixel aシリーズを製造)のFacebook非公開グループに公開されたものです。メンバー限定公開のはずでしたが、リークサイトSlashleaksなどに流出していました。
Pixel 7a hands on by a Vietnamese person on Facebook, can confirm 90Hz is therehttps://t.co/YhuCl7kfpe pic.twitter.com/qViNpbWS1E
— No name (@chunvn8888) January 3, 2023
ここから判明したのは、一つには大まかなデザインでした。Pixel 7やPixel 6aと似ていながらも、背面カメラバーの切り欠きや素材が違っているようで、ほぼ昨年末にリークされた予想レンダリング画像と一致しています。
またディスプレイは、90Hzのリフレッシュレートに対応していることも明らかに。現行モデルのPixel 6aでは60Hzまでしかサポートされていないことに不満の声も上がっていただけに、うれしい強化となりそうです。
しかし情報提供者のNo name氏によると、その後グーグルは流出したPixel 7aをリモートロックしてしまったとのことです。そのため電源を入れてもホーム画面は表示されず、Fastbootメニュー(デバイスが起動できないときに表示)で止まっています。
Remembering the Pixel 7a? The guy messaged me a few minutes ago that the phone is remotely locked by Google.
At least we now know another detail: 8GB LPDDR5 RAM and 128GB pic.twitter.com/ZRaDUXYSDW— No name (@chunvn8888) January 4, 2023
が、このFastbootメニューからRAMとストレージ容量に関する情報が得られました。前者はサムスン製の8GB LPDDR5 RAMであり、後者はマイクロン製の128GB UFSストレージ(UFS 3.1の可能性もあり)。また、長らく噂されていたPixel 7aの開発コード名「Lynx」も、Fastbootメニューで確認できます。
前モデルとなるPixel 6aは第1世代のGoogle Tensorチップ、6GBのLPDDR4x RAMを搭載。それに対してPixel 7aの噂話を総合すると、Pixel 7やPixel 7 Proと同じTensor G2チップ、より高速なLPDDR5 RAM採用ということで、よりパワフルなデバイスになりそうです。
ほかPixel 7aはセラミックボディを採用、ワイヤレス充電にも対応、カメラ性能が向上するといった噂話もありました。お手ごろ価格、性能はそれなりというPixel aシリーズのイメージを塗り替える、超お買い得スマホとなるのかもしれません。
Source:No name(Twitter)
via:Gizmochina