分解修理業者のiFixitは、海外で販売が開始された「新型MacBook Pro」の分解レポートを公開しています。
1月17日に発表されたMacBook Proには、新型プロセッサー「M2 Pro/M2 Max」を搭載。また、Wi-Fi 6Eや8K解像度でのHDMI出力にも対応しています。一方で、本体デザインに関しては従来モデルから変わっていません。またアップルは現在、「セルフサービス修理プログラム」としてMacBook Proを含む自社製品の分解マニュアルを公開しています。そこでiFixitは2021年モデルのMacBook Proの分解マニュアルを利用して、新型MacBook Proの分解レポートをおこなっています。
新型MacBook Proは外観がそうであるように、内部のパーツも2021年モデルのMacBook Proからほとんど変わっていません。また多くの部品がロジックボードにはんだ付けされていることから、修理可能スコアは「5/10」と、それほど高くはありませんでした。
一方でアップルの修理マニュアルには、数多くのセキュリティに関する警告が記載されています。またユーザーがバッテリーに触れないように、そして修理時にはディスプレイを机の端に引っ掛けるように指示しているなど、興味深いポイントがいくつかあるそうです。
というわけで、前世代モデルからそれほど大きな変更は確認されなかった、新型MacBook Pro。プロセス技術が進化した次期プロセッサーや、有機ELディスプレイへの将来的な切り替えにも期待したいものです。
Source: iFixit / YouTube via 9to5Mac