Windows 11がWindows 10よりも使いづらくなった点の1つとして、音量ミキサーがアクセスしづらいことが挙げられます。わざわざ[設定]を開き、システム>サウンド>音量ミキサーと深くまで潜らなければいけません。
これが最新のWindows 11 Insiderプレビューでは改善され、クイック設定パネル(タスクバーの右側にあるエリアをクリックすると開くパネル)から簡単アクセスできるテストが始まりました。
リニューアル版の音量ミキサーでは、再生デバイスを簡単に切り替えることが可能です。そのほか空間音響を有効にしたり、アプリごとに音量を調整できるようになりました。
さらに、この機能をすぐに呼び出せるよう、専用のショートカットも追加されています。キーボードのWindowsキー+Ctrlキー+Vキーを同時に押すと、タスクバーをクリックしなくても音量ミキサーを起動できます。
本機能につき、マイクロソフトは「より豊富なコントロールと少ないクリック数でオーディオ体験を調整し、お気に入りのアプリを管理しやすくなりました」と謳っています。
この機能が使えるのは、今のところWindows 11 Insider Preview Build 25309(Devチャネルで提供)のみです。マイクロソフトが一般ユーザーにいつ展開するかは発表されていませんが、なるべく早く誰もが利用できるようになることを望みたいところです。