富士フイルムはINSTAX“チェキ”の新製品「INSTAX mini 12」を発表。3月16日に発売します。合わせて製品発表会を開催し、俳優の広瀬すずさんと、4人組バンドの緑黄色社会が登壇しました。
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1998年の発売以来、“チェキ”の愛称で⾧く親しまれているINSTAX は、撮ったその場でプリントできるインスタントカメラです。INSTAX mini 12は「INSTAX mini 11」(2020 年 5 月発売)を進化させたモデルで、前モデルでも好評だったというオート露光機能に加え、接写やセルフィーに適した「クローズアップモード」を搭載。ファインダーから見える視野とプリントに写る範囲のズレを防止する機能をエントリーモデルとして初めて搭載し、さらにセルフィーでは、レンズの横にある「セルフィーミラー」を使用することで、プリントイメージを確認しながら撮影することができます。
↑カラーは5色。左からクレイホワイト、パステルブルー、ブロッサムピンク、ミントグリーン、ライラックパープル。価格はオープン価格
INSTAXシリーズのCMに出演している広瀬さんは「マットな質感で、つい触りたくなります」と、ブロッサムピンクのINSTAX mini 12を手にして登壇。花好きな広瀬さんのためにフラワーマーケットが登場すると、オリジナルブーケ作りに挑戦します。
「センスが問われますね」と真剣な表情をみせるも、大きな白い花を選び「1本で終わっちゃいそう」と戸惑ったり、「全部引っこ抜いちゃった」と複数本まとめて抜いてしまったりと悪戦苦闘。「シンプルですが、ときに刺激的な色を取り入れて生きていけたら」と人生と重ね合わせつつ完成したブーケとともに、クローズアップモード撮影を楽しみました。
次にプリントをスマホでフレームごとスキャンし、デジタルデータ化するアプリ「INSTAX UP!」を紹介。すでに“私の好きなものコレクション”としてプリントをスキャンしていた広瀬さんは、お手玉の写真を取り上げ「ドラマでお手玉のシーンがあることに前日気づいて、1日で練習しました。現場でハマって、空き時間にみんなでやっていましたね」と1月期のドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS系)での、永瀬廉さんとのシーンの撮影秘話を告白。
さらにINSTAX mini 12のキャッチコピー“たのしいがみるみるふくらむ”にちなみ、最近あった楽しかったことについても「そのドラマの現場は、お芝居していてすごい楽しかった。いろんな感情に出会えました。撮影後も今も余韻に浸るほどで、いい時間といい経験と、いい出会いがたくさんありました」と同ドラマへの思いを熱弁しました。
後半には広瀬さんと横浜流星さんが出演するCM「INSTAX SQUARE Link 篇」の楽曲「Don!!」を歌う緑黄色社会が、ライブパフォーマンスを披露。広瀬さんは「CM撮影の時に現場でかかっていたので、今聞いて、本物だっ! って」と生演奏に大興奮し、「流星くんとは、大丈夫かなと思うくらいワチャワチャしていました。音楽があったからこそテンションがあがって、すてきなCMが完成しました」と楽曲の影響力の大きさを振り返りました。
恥ずかしさゆえ自撮りをすることがまったくないという広瀬さんですが、最後にINSTAX mini 12について「やっぱり近いものや自撮りがきれいに撮れると思うと、撮りたくなりますね。みんなを撮りに現場に持っていこうと思います」と持ち運ぶ意志を報告。
しかし一方で「人見知りなので、『写真撮りましょう』は言えないです。言われるまで“待ち”です。言ってほしいな。チェキを隠し持って、いざというときに出したいと思います」と、はにかんでいました。
INSTAX 公式サイト:https://instax.jp/