マイクロソフトは生産性向上サービス「Microsoft Teams」の大幅なバージョンアップを計画しており、今月(3月)に発表すると予想されています。その一環として、MacやWindowsなどデスクトップ版の空間オーディオ対応に取り組んでいることが明らかとなりました。
この情報は、Microsoft 365のロードマップに書かれていることです。「次世代の空間オーディオをもたらし、まるで一緒にそこにいるかのようなミーティング」の実現を目指しているとのことです。そして空間オーディオにより「誰もがより自然に、包括的に、集中してミーティングを体験できるように」なると謳われています。
またテック系情報サイトMSPowerUserによると、この機能を使うには、空間オーディオ対応のオーディオ機器が必要だそうです。たとえばソニーのWH-1000XM5、アップルのAirPods Max、サムスンのGalaxy Buds Proといったところです。
さらにPCやMacのハードウェアが、空間オーディオに対応することも必須です。高価なワイヤレスイヤホンなどを買う前に、まずお使いのマシンが古すぎないか、確認しておくほうがいいでしょう。
上記のロードマップによると、この空間オーディオ機能は、5月に提供される見通しです。たとえリモートワークでも、まるで同僚や上司と同じ部屋にいるような空気感のなか、集中力は高まることになりそうです。
Source:Microsoft
via:MSPowerUser