米Googleは、2022年7月から世界中に展開していた「Googleウォレット」を、ようやく日本にも導入すると発表しました。従来の「Google Pay アプリ」が「Googleウォレット アプリ」にアップデートされ、今後数週間かけて順次公開される予定です。
Googleウォレットとは、ざっくり言えば「財布の中身をデジタル化」したもの。Google Payの支払い機能を引き継ぎつつ、デビットカードやクレジットカード、搭乗券やイベントチケット、ワクチン接種証明書や運転免許証(対応地域は限られる)などを登録できます。
使い方は簡単で、すでに電子マネーや交通系ICカード (SuicaやPASMO) 、クレジットカードやデビットカードを Google Payに保存している場合は、Googleウォレットにも自動的に引き継がれます。新しいカードを追加したい場合は、Googleウォレット アプリの画面右下にある [+ウォレットに追加] をタップして、必要な情報を入力するだけ。
また、日本航空をはじめ世界各国の航空会社にも対応しており、数回タップするだけでデジタル搭乗券をウォレットに追加できます。航空会社のサイトで航空券を購入して「Googleウォレットに追加」ボタンをタップすると、そのデジタル版がウォレットに表示されます。
さらに、Google Pixel WatchやFitbit Versa 4およびSense 2などのスマートウォッチも、Googleウォレットに対応。各種の支払い手段やポイントカードなどを一括して管理でき、タッチ決済にも使えるGoogleウォレットはキャッシュレス社会で便利な存在になりそうです。
Source:Google