サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5」および「Galaxy Z Flip5」は、今年(2023年)後半に発売と予想されています。そんななか、同社のフラッグシップ機Galaxy S23 Ultraの性能を上回る可能性を示すベンチマーク結果が登場しました。
これらの数値は、ベンチマークアプリ「Geeknbench」の報告サイトで発見されたもの。Galaxy Z Fold5の型番は「SM-F946U」で、Galaxy Z Flip 5は「SM-F731U」。それぞれ米国でのモデル番号と思われます。
どちらのデバイスもCPU情報はGalaxy S23 Ultraと一致しており、噂通り特製チップ「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」を搭載しているようです 。
最も興味深いのは、この2機種とも開発初期段階であるはずが、同じチップを使っているGalaxy S23 Ultraの性能とほぼ対等ということでしょう。
Galaxy Z Fold5のシングルコアスコアが2014で、マルチコアスコアが5022となっています。かたやGalaxy Z Flip5のシングルコアは2030、マルチコアは5213。それに対してGalaxy S23 Ultraは1962と5191(12GB RAM搭載モデル)であり、シングルコアに関してはどちらも次期折りたたみ機が上回っています。
両モデルとも発売までには数か月間も残されており、さらに最適化してより良いパフォーマンスを引き出す余地があるということ。同じチップセットを使っていても、開発スタッフのノウハウが貯まり、磨きがかけやすくなっているのかもしれません。
サムスンは昨年8月、新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」を開催していました。今年も同じ頃にGalaxy Z Fold5やGalaxy Z Flip5のほか、次期スマートウォッチ「Galaxy Watch6」等をお披露目すると期待したいところです。
Source:Geekbench Browser(1) ,(2)
via:GSMARENA