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2023/4/3 11:15

「iPhone 15 Pro」の新たなボタン、手袋を着けたままでも使える? 感度の調整ができるかも

今年秋に発売とみられる「iPhone 15」シリーズのうちProモデルは、音量ボタンと静音スイッチが機械式から静電容量式ソリッドステートボタンになることが有力視されています。そんななか、これらのボタンが手袋やケースを着けたままでも問題なく使えるとの噂が伝えられています。

↑寒い日には特に嬉しい機能かも

 

米MacRumorsによると、この情報源はiPhone 14 Proのダイナミックアイランド(画面上の楕円状スペース)について発表前に正しい情報を伝えた人物とのことです。つまり、かなり信ぴょう性は高いと思われます。

 

新たな静電容量式ボタンに関しては、微小なモーターの振動により押した感覚を再現するTaptic Engineを使うため、iPhone本体の電源がオフのときや残りバッテリーが少ない状態での動作が危ぶまれていました。

 

それについては、超低消費電力プロセッサを搭載することで解決するとの噂も届けられています。現在の一部モデルでも電池切れのとき「探す」アプリで現在地をリアルタイムで捕捉できますが、その発展形というわけです。

 

さて、静電容量式ボタンに替わることに伴うもう1つの疑問は、一般的に静電容量式センサーは肌に直に触れる必要があるため、手袋を着けたまま、ケースを装着したまま使えるかどうか、ということです。

 

この件につき情報提供者は、次期iOS 17では様々な利用シーンに対応するため、ユーザーがボタンの感度をカスタマイズできる新たな設定があると述べています。ちょうどiPhone 12以降でマスクを着けたままFace IDが使えるように、ケースや手袋ごとに細かく調整できるのかもしれません。

 

アップルからMFi(Made for iPhone)認証を受けているケースメーカーは、発売前に次期iPhoneのデザインや素材につき詳細な情報を受け取り、ボタンの位置やその他に合わせて微調整を行います。アップル純正のケースやMFi認証品であれば、感度が悪いなどの問題が起きる可能性は低そうです。

 

Source:MacRumors