近年、ユーザーのニーズに細かく対応した掃除機が増加。高性能な紙パック式や自動ゴミ収集ドックなど+αの機能を備えた一歩進んだ提案が続々だ。今回は掃除機に焦点を当て、家電のプロがこれぞNEXT HITと断言できる調理アイテムをご紹介!
※こちらは「GetNavi」2023年5月号に掲載された記事を再編集したものです。
私たちがセレクトしました
GetNavi web編集長
山田佑樹
最新モノ・トレンドを追うデジタルメディア「GetNavi web」編集長。デジタル&家電を中心にお金がかかる趣味を網羅する。
GetNavi web
小林史於
【その①】汚れ検知まで可能なオールインワンロボット掃除機
ロボット掃除機
ナーワル
Narwal Freo
実売価格18万9800円
汚れ検知機能を搭載し、床やモップの汚れ具合に応じて自ら考えて行動するロボット掃除機。吸引や水拭き、モップの洗浄から洗剤投入、乾燥まで全自動で、操作はアプリまたはベースステーションのタッチパネルで行う。
日本の家庭ならではの床掃除ニーズに対応
吸引と水拭きを両立したオールインワンロボット掃除機がトレンドだが、汚れを検知する本機はなかでも一歩進んだ存在。日本の床掃除ニーズに応えるために開発されたので、床材の判別機能、床やモップの徹底洗浄など安心して家中の掃除を任せられる機能が充実している。
プロも注目
「モップの洗浄や乾燥が全自動なので、面倒な手入れが不要。モップが汚れたら掃除の途中でも洗いに戻り、いつでも清潔な状態で拭いてくれます。」(山田)
【その②】シリーズ史上最強パワーで最小運転音を実現!
コードレススティック掃除機
シャープ
RACTIVE Air Power EC-SR8
実売価格6万7590円
モーター音や排気音、駆動音を抑える低騒音化技術により、従来機と比べて実感音を約36%カット。軽量高出力モーターを搭載し、シリーズ史上最強の吸引パワーを実現しながら、時間帯を気にせず使える静かさだ。
低騒音にこだわる掃除機は少ないが静かなのはメリット大!
騒音を抑えることで、使う時間帯を選ばず、子どもやペットを驚かさずに掃除が可能。低騒音にこだわるメーカーはまだ少ないが、潜在的なニーズは高そうだ。スティッククリーナーの軽量化の流れを作ったシャープが、新たに低騒音の流れを作るかもしれない。
プロも注目
「吸引力は強いのに、運転音は本当に静か。時間帯や家族の状況を気にせず使えます。簡単にハンディへ切り替えられるのも便利! 」(小林)
【その③】再生プラスチック使用のサステナブルなクリーナー
コードレススティック掃除機
エレクトロラックス
UltimateHome 700 軽量コードレス スティッククリーナー
実売価格7万8100円
同社クリーナー史上最軽量の1.9kgながらゴミ除去率99%のパワフルな吸引力を実現。本体の70%(※1)が再生プラスチックで、環境にも配慮している。別売りのパワープロモップノズルを取り付けて水拭きも可能。
(※1)ウォルナットブラウンの場合。別カラーのシェルホワイトは60%
トレンドを押さえた軽くてエコなクリーナー
軽量化とサステナブルという2つのトレンドを押さえた製品。環境への配慮のため従来品のデザインを見直し、プラスチックを使用する部分を削減した。UVベッドノズルやすき間ノズルなど7種類のノズルが付属(※2)し、これ1台で多彩な使い方ができる点も支持されそうだ。
(※2)シェルホワイトの付属ノズル数は5種類。UVベッドノズルとパワープロマルチサーフェスフロアノズルが付属しているのは、ウォルナットブラウンのみ
プロも注目
「再生プラスチックを使ったサステナブルなモデルながら、シックなカラーで高級感があります。軽くて小回りが利き、使い勝手も抜群ですよ。」(小林)