幅広いランナーのニーズに対応するアディダスのプレミアムランニングシューズ「ウルトラブースト(ULTRABOOST)シリーズ」。その最新モデル「ウルトラブースト ライト(ULTRABOOST LIGHT)」が、現在発売中です。今回は、ランニングビギナーズの編集部員・野田が試し履きして感じた、5つのポイントを紹介します。
長年の改良を重ね生まれた最新モデル
2015年にデビューしたアディダスの「ウルトラブースト」は、ミッドソールに採用された「BOOSTフォーム」による抜群のクッション性から生まれるフワフワした独自の走行感と、「アディダス プライムニット」による足をやさしく包み込むような快適なフィット感を組み合わせることで、ランニングシーンのみならず、ライフスタイルシーンでも人気を博しました。
今回履いてみたウルトラブースト ライトは、BOOSTテクノロジーの導入から10年を経て、長年の改良を重ね生まれた最新モデルです。ウルトラブーストは23代目まで登場していますが、“ウルトラブースト ライト”は、その軽量版になります。
【Point1】フィット感が良くて「ええやん!」
最初の驚きは足を入れたときのフィット感。ウルトラブーストシリーズはフィット感の良さが有名。大袈裟ではなく、プライムニットアッパーが足を包み込むようなフィット感があります。
【Point2】グリップが強くて「ええやん!」
アウトソールを見てみるとウルトラブーストシリーズらしく、高機能な天然ゴム製「ContinentalTM ラバー」を採用しています。これは、ドイツのタイヤメーカーコンチネンタル製のラバーとなり、あらゆる路面でグリップ性能が著しく向上。グリップが強くなると、地面との接触が良くなり、推進力を生み出すので、より速いタイムで走ることができます。
【Point3】軽くて「ええやん!」
ウルトラブースト ライトは、従来の “BOOST素材” に比べて 30%軽量化した革新的な新素材「Light BOOST」を採用することで、シリーズ最軽量を実現しています【片足299g(メンズ27.0cm)】。早速走ってみると、軽い軽い。“BOOST カプセル” が強力なエナジーリターンを生み出しているからか、足運びもスムーズです。
【Point4】安定感があって「ええやん!」
最近の反発力が高いタイプのランニングと比べるとソールは硬めです。ただ、ホールド感はしっかりあるので、走っている時にかかと部分がブレないので足に余計なストレスをかけません。私は、足をかなりひねりやすいタイプなのですが、そんな心配も少なく気持ちよく走れます。
以前のモデルはソールの凹凸の溝が汚れてしまうという問題がありましたが、今回のモデルからBOOSTフォーム表面の凹凸がなくなり、見た目の劣化が起こりにくいのも、ウルトラブースト ライトのおすすめポイントになります。
【Point5】普段履きもええやん!
安定感が高いとお伝えしましたが、歩行時の安定性も優れていて快適に歩けます。普段履きとしても足元が映えるので、旅の相棒としても使えて、旅先で朝ランをするなんて使い方もOK。新シーズンを迎えたので、これを機にランニングシューズを新調するのもアリだと思います。
撮影/我妻慶一
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