Googleは開発者会議「Google I/O」にて、同社初の折りたたみスマートフォン「Pixel Fold」を発表しました。
Pixel Foldは、本体内側に折りたたみ可能な7.6インチディスプレイを搭載。また本体外側には5.8インチディスプレイを搭載し、折りたたんだ状態でも通常のスマートフォンとして利用可能です。アプリは全画面表示だけでなく、分割スクリーンで2個のアプリを並べて表示することもできます。
プロセッサーには、最新の「Tensor G2」を採用。また本体背面には1080万画素超広角+4800万画素メイン+5倍光学ズームの3カメラを搭載します。これに950万画素の前面カメラ、800万画素のインナーカメラが組み合わされています。
本体のヒンジは耐久性を高めており、折りたたんだ状態の本体の厚みは業界最薄レベルとなっています。さらにIPX8の防水性能に対応しているほか、指紋認証や顔認証機能も利用可能。
このほか、内蔵ストレージは256GBで、RAM容量は12GBとなっています。バッテリーは4821mAhと、24時間以上の駆動が可能で、ワイヤレス充電に対応しています。
Pixel Foldの本体カラーはポーセリンとオブシディアンの2色で、国内向け価格は25万3000円(税込)。6月20日からGoogle ストアや携帯キャリアで予約を開始し、7月中旬に発売されます。実に魅力的なGoogle初の折りたたみスマートフォンですが、販売価格が購入の際のネックとなるかもしれません。
Source: Google ストア