2022年秋のiPhone 14シリーズは、新型コロナ禍により供給が制約されたなか、特にProモデルは年末の商戦期に品不足が目立ちました。
しかし、2023年秋に登場すると見られる「iPhone 15」シリーズに関しては、年末までに十分な台数を確保できるよう、早ければ6月に画面パネルの生産が始まると有名アナリストが主張しています。
今回の情報源は、信頼性の高いディスプレイ専門アナリストRoss Young氏のツイート。すでに記事執筆時点でツイートは削除されていますが、米9to5Macが実際に投稿されていたと報じています。
それによれば、標準モデル「iPhone 15」とハイエンドモデル「iPhone 15 Pro」の両方が「数量で早期にリードする」と予想されており、アップルがこの2つのモデルに特に高い需要を見込んでいると仄めかしているようです。
以前にYoung氏は、iPhone 14世代ではProモデル独占だったダイナミックアイランド(画面上部の楕円状スペース)が、iPhone 15シリーズでは標準モデルにも搭載されると予想していました。ただし、120Hz表示などプレミアムな機能はProモデル専用のまま、とも付け加えています。
Yes, Dynamic Island expected on standard models on the 15. Still not expecting 120Hz/LTPO on standard models as supply chain can’t support it.
— Ross Young (@DSCCRoss) September 18, 2022
ほかにも、iPhone 15標準モデルはLightning端子がUSB-Cポートに変更され、メインカメラもPro並の48MPになると予想されています。iPhone 14シリーズではProモデルに人気が集中しましたが、iPhone 15シリーズでは標準モデルも好評を博すかもしれません。
Source:9to5Mac