昨年4月の発売以来、累計販売数約6万台を達成した「でかランタン」に新モデルが登場。その名も「多機能でかランタン」という名前に変更されて、4月25日から販売されている。多機能とつけるからには、どんな機能が付けられたのだろうか?
とにかく明るい「でかランタン」
従来の「でかランタン」は約10畳の部屋全体を明るく照らせる800mlという明るさと、ランタンと懐中電灯の2WAYが評判となり、昨年の発売から1年弱で約6万台の販売を達成(2023年2月時点)した大ヒットモデル。
新モデルでは最大800mlの明るさはそのままだが、タッチセンサーによる無段階調光が可能に。さらに、3パターンの調色(白色/電球色/全灯色)もできるようになっている。
タッチセンサーはメインスイッチと3色切り替えスイッチの2か所。ランタン上部をダブルタップでON / OFF、長押しで無段階調光が可能。側面のスイッチをタッチすると3色に切り替えられる。
これにより、停電時などの非常用照明としてはもちろんのこと、キャンプなどのアウトドアでの照明や部屋のムードライトなど、さまざまなシーンに合わせてより多彩に活用することができるようになった。
また、USB Type-Aの出力端子とUSB Type-Cの入力端子を搭載。コンセントやパソコンから給電(入力)できるほか、モバイルバッテリーとしてスマートフォンなどへ充電(出力)が可能。
エボルタNEO単1形×3本で、電池容量2700mAhクラスのスマートフォンに約1.5回充電ができるという。ちなみに、USBコードは付属しておらず、本体内の電池への充電機能はないので、その点は念頭に置いておきたい。
電池を入れた状態で電源につないでおくと、停電を検知した際に自動で点灯するので、夜間の避難も安全に行える。停電解消後には、再び自動でスイッチOFFの状態に切り替わるので、点けっぱなしで電池が消費される心配もない。IPX2の防滴性能を備えているので、野外での使用にも活躍しそうだ。
なお、電池寿命はエボルタNEO使用の場合、最大の明るさ800lmなら約8時間、最小の4lm時には最長約1500時間稼働する。枕元にも置けるコンパクトなサイズなので、普段はムードライトや常夜灯などとして、非常時には懐中電灯や卓上照明として切り替えられるところも「多機能でかランタン」の魅力といえる。
「無段階調光」「3パターンの調光」「Type-A、Type-C端子搭載」「停電時自動点灯」「IPX2を達成」と並べてみると実に多機能。普段使いだけではなく、もしもの備えとしてもぜひ揃えておきたいアイテムだ。
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