タレントのイジリー岡田さんが、6月10日に自身のYouTubeチャンネル「イジリーチャンネル」を更新。視聴者からは「ソフビ知識ゼロでしたが、今度買ってみます」「レアなソフビが羨ましい」と好評でした。どんな内容だったのかさっそく見ていきましょう。
●あれもこれも皆同じ顔!?
話題になっているのは「【仮面ライダー】超貴重ソフビの間違い探し開催!」と題された動画です。イジリー岡田さんが保有するソフビコレクションの中から、仮面ライダーの旧1号、2号、新1号を比較しながら紹介しています。
そもそも「ソフビ」とは、「ソフトビニール人形」の略。日本で初めてプラモデルを製造した企業・マルサンが、1960年前後から販売を開始したおもちゃです。特撮怪獣やヒーローなど多くの商品が販売されており、希少なアイテムであれば数十万円以上のプレミア価格がつくほど。
最初に紹介してくれたのは、1971年に発売された仮面ライダー旧1号のソフビ。「でましたー」「きたー」とイジリー岡田さんもテンション高めです。「仮面ライダー」のソフビはマスクを外すことができ、そこに現れるのは主人公の顔… のはずですがあまり似ていません。実は驚くことに2号も新1号もすべて同じ顔。多少の違いはみられますが、これは製造工場のパートの人が手描きで顔を描いているためとのことです。
本物である証拠に、靴底や足の裏に「石森プロ」「毎日放送」「東映」の文字、かかとにはバンダイマークが刻印されています。ちなみに旧1号、2号、新1号を見分けるポイントは、肩のラインとベルト、身長の違いなどにあるようでした。
そんな紹介の途中で、唐突に「ソフビは匂いがたまらなくいい」と言い始めるイジリー岡田さん。鼻を近づけて匂いを嗅ぎ始めるなど奇妙な行動をとるように…。本人は「ソフビ好きの人はわかるはず」と熱く語っていました。
当時は「仮面ライダー」の人気が出たことで、パチソフビと呼ばれる偽物商品が世の中にあふれてしまったそう。本物と偽物の見分け方もイジリー岡田さんの別の動画で紹介しています。ソフビに興味を持った方はぜひチェックしてみてくださいね。