「次期iPhone SE」が2024年には投入されないとの予測を、Barclays(バークレイズ)でアナリストをつとめるBlayne Curtis(ブレイン・カーティス)氏とTom O’Malley(トム・オマリー)氏が報告しています。
報告によれば、Apple(アップル)がiPhone SEを2024年に発売しないと決定したことは、同時に同社の自社製5Gモデムが準備できていないことを示しているそう。これにより、モデムを提供するQualcomm(クアルコム)が利益を得ることになると指摘しています。
Appleによる独自モデムの開発は以前から報じられており、2019年にはintel(インテル)のスマートフォン向けモデム事業を買収しました。また著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏は、同社によるモデム製造は早ければ2025年に始まるものの、来年の「iPhone 16」では引き続きQualcommのモデムが搭載されるだろうと予測しているのです。
なおKuo氏は次期iPhone SEについて、「iPhone 14」の標準モデルと同じデザインとなり、6.1インチの有機ELディスプレイや顔認証機能「Face ID」を搭載すると報告しています。新デザインに生まれ変わる次期iPhone SEですが、その登場まではまだまだ待つ必要がありそうです。
Source: MacRumors