現地7月10日、 メジャーリーグ機構(MLB)は、前半戦における選手ユニフォームの売上ランキングを発表。公式オンラインショップのデータをもとにトップ20の選手名が掲載されており、その中でロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は、アメリカン・リーグ1位、メジャー全体2位に選出された。
.@ronaldacunajr24 leads MLB’s Top 10 most popular jerseys of the first half!
Which one of these jerseys would you want next? pic.twitter.com/dJmhpA4D5K
— MLB (@MLB) July 10, 2023
今季も投打で驚異的な活躍を見せている大谷。17試合に登板し投げては、ここまで7勝4敗、防御率3.32、132奪三振をマークし、打っても89試合の出場で打率.302、32本塁打、71打点という好成績だ。特に本塁打争いでは、メジャートップを独走しており、2年ぶり2度目のア・リーグMVPを期待する声も大きい。
Shohei Ohtani has homered again! He now has 32 before the All-Star break! pic.twitter.com/vxlI0R7was
— MLB (@MLB) July 9, 2023
Shohei Ohtani had everything working on the mound. pic.twitter.com/ZlznAPhkOU
— MLB (@MLB) June 28, 2023
ただ今回、そんな大谷を抑えてメジャー全体1位に選出されたのは、ナショナル・リーグのMVP最有力として注目されているロナルド・アクーニャJr.(アトランタ・ブレーブス)。今季89試合で打率.331、21本塁打、55打点、41盗塁をマークしており、オールスターの前に“20発&40盗塁&50打点”を達成するのは、史上初の快挙だった。
.@ronaldacunajr24 is the first player since Rickey Henderson in 1986 with 40+ SB and 50+ RBI before the All-Star Game.
(MLB x @BudweiserUSA) pic.twitter.com/W9Pb0oONbN
— MLB (@MLB) July 4, 2023
With his 40th steal, @ronaldacunajr24 just made history! pic.twitter.com/UqwLmzuE4m
— MLB (@MLB) July 3, 2023
このリストを踏まえて、MLB公式のデビッド・アドラー記者は、「MLBスーパースターの多様性を表している」と指摘。「トップ20のうち9人が米国外で生まれた選手であり、ベネズエラ出身のアクーニャJr.、日本出身のオオタニをはじめ、ドミニカ共和国、キューバ、キュラソー、カナダ、プエルトリコの選手が含まれている」と記述していた。
オールスター・ゲームのファン投票でも、同じく得票数1位、2位となっていたアクーニャJr.と大谷。果たしてシーズン後半戦では、どのようなパフォーマンスが見られるのだろうか。歴史的な活躍を続ける二人に今後も注目だ。
なお、今回掲載された「ユニフォーム売上ランキング」の上位10名は、以下の通り。
1位:ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)
2位:大谷翔平(エンゼルス)
3位:フェルナンド・タティスJr.(パドレス)
4位:アーロン・ジャッジ(ヤンキース)
5位:ホセ・アルトゥーベ(アストロズ)
6位:ムーキー・ベッツ(ドジャース)
7位:フリオ・ロドリゲス(マリナーズ)
8位:マット・オルソン(ブレーブス)
9位:アレックス・ブレグマン(アストロズ)
10位:マイク・トラウト(エンゼルス)