サムスンの新型スマートウォッチ「Galaxy Watch6」は、競合他社製品と比べてもバッテリー持ちの良さが際立っています。常時表示ディスプレイをオンにした場合は最大30時間、オフにしたときは最大40時間と公称されています。
そのバッテリー持ちをさらに伸ばす「時計専用」(Watch only)モードの使い方を、米9to5Googleが紹介しています。
Galaxy Watchシリーズには「省電力モード」があり、常時表示ディスプレイやWi-Fiをオフにしたり、画面の明るさを下げることで、バッテリー持ちを数時間は延ばすことが出来ます。
しかし、何日も充電なしに使いたい場合はどうするのか? そのためにあるのが、「時計専用」モードです。
このモードはGalaxy Watch6の新機能ではなく、少し前の機種から搭載されています。それでも、機能の有用性がなくなるわけではないでしょう。
「時計専用」モードを有効にすると、Galaxy Watchの時計画面以外の機能がすべてオフになります。事実上、スマートウォッチがただの時計になるわけです。
また常時表示ではないので、時刻を見るにはホームキーを押す必要があります。スマートウォッチらしい機能は何も使えなくなりますが、バッテリーに関しては素晴らしい効果があり、切れるまで推定2週間ほどかかるようです。
その設定方法は、次の通りです。
- Galaxy Watch6のホーム画面で、指を下にスワイプする
- 「設定」の歯車アイコンをタップする
- スクロールして「バッテリーとデバイスのケア」をタップする
- 「バッテリー」をタップする
- スクロールして「Watch only」をタップする
- 一番下の「オンにする」をタップする
その逆に「時計専用」モードをオフにするには、ホームキーを長押しします。
緊急時や、しばらく充電ができない旅行中には、「時計専用」モードが大活躍するはず。いつでもオフにできるため、Galaxy Watch6のバッテリーを数日分節約しておき、必要なときはすぐに通常の使用に戻すこともできます。いざというときに、賢く活用したいところです。
Source:Samsung
via:9to5Google