Apple(アップル)が「microLED(マイクロLED)」技術を、将来のiPhoneやヘッドセット「Vision Pro」、そして「Apple Car」に採用する可能性を、調査会社のTrendForceが報告しています。
microLEDとは、微小なLEDを一つ一つの画素として利用するディスプレイ方式です。これにより、明るくコントラストの高い表示が可能となります。また、速い応答速度や低い消費電力も特徴です。
TrendForceによれば、AppleによるカスタムmicroLEDディスプレイの初期生産オペレーションが、iPhoneやVision Proのようなヘッドセット、Apple Carのような車載製品を含む、幅広い製品での利用を示しているそうです。
さらにTrendForceは、microLEDを搭載した最初のApple製品は、2026年の「Apple Watch Ultra」になるだろうとも報告しています。このディスプレイサイズは2.12インチで、現行モデルのApple Watch Ultraよりも10%ほど大きくなります。
以前にBloomberg(ブルームバーグ)は、AppleのmicroLEDディスプレイはまずApple Watch Ultraでデビューし、その後にiPhoneやiPad、Macに搭載されると報告していました。いずれにせよ、今後のさまざまなApple製品でmicroLEDディスプレイを目にすることになりそうです。
Source: TrendForce via MacRumors