「死ぬまでにやりたいこと」の1つに、スカイダイビングをあげる人がいるかもしれません。最近、米国では104歳でスカイダイビングを行い、世界最高齢記録を樹立した女性が現れました。
米・シカゴに住むドロシー・ホフナーさん。彼女は10月1日に、シカゴ郊外でスカイダイビングに挑戦。約4000メートルの上空から飛び立ち、およそ7分のスカイダイブを楽しみ、無事に地上まで戻ってきました。
これまでスカイダイビングをした人の世界最高齢記録は103歳。2022年にスウェーデンの女性が打ち立てたものです。しかし、ホフナーさんはそれを上回る104歳での挑戦に成功(初めてスカイダイビングをしたのは100歳のとき)。ギネスに公式記録として申請しているところとのことです。
スカイダイビングを終えたホフナーさんは、地元新聞社の記者に「次にスカイダイビングするときは、近所に住む109歳の友人を誘おうと思う」とおどけていたそう。
ホフナーさんは「次は熱気球に乗りたい」と話していたそうですが、その数日後に亡くなったことがわかりました。死因は明らかにされていませんが、いくつになっても果敢にやりたいことにチャレンジし、スカイダイビングも楽しんだホフナーさん。きっと、人生をエンジョイして、悔いを残すことなく天国に向かったのではないでしょうか。
【主な参考記事】
New York Post. 104-year-old woman dies after breaking world record for oldest skydiver. October 10 2023