Apple(アップル)が2023年中は新型MacBookを発売しないとの情報を、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が報告しています。
次期MacBookがいつ登場するのかについては意見がわかれており、台湾DigiTimesは「14インチ/16インチ次期MacBook Pro」が年内に投入されると報じています。一方でBloomberg(ブルームバーグ)は、「M3」チップを搭載した4モデルの「次期MacBookシリーズ」が2024年に登場すると伝えているのです。
Kuo氏によれば、Appleは来年の新製品の発売に向けて在庫を一掃するために、年内の製品発売を中止したとのこと。AppleはM3チップを搭載したMacBookが、売り上げの拡大に貢献すると期待しているようですが、Kuo氏はそうなるかどうかはわからないと述べています。
一方でKuo氏は年内に新型MacBookが登場しないことで、販売数が前年比で30%も減少すると報告しています。同氏によれば「15インチMacBook Air」の需要がスクールシーズンの終了により大幅に落ち込んでいることや、在宅勤務需要の減少、MシリーズチップやminiLEDディスプレイの魅力の減少も、売上減少の原因となっているようです。
在庫一掃中と聞くと、あまり現行モデルのMacBookを購入したくなくなるのも事実ですが…。MacBookの購入を考えている方は、そのタイミングをすこし検討してみても良さそうです。