サムスンの折りたたみスマートフォンGalaxy Z Fold5は最新プロセッサが搭載され、前モデルより少し薄くなっていました。次期モデル「Galaxy Z Fold6」はさらに薄くなりながらも、カメラは大幅に改良されないとの噂が報じられています。
まず著名リーカーIce universe氏によると、Galaxy Z Fold6には大きな変化が期待できないとのこと。少なくともカメラについては確信があり「Fold4やFold5と同じ」と主張しています。
Don’t expect much change in Galaxy Z Fold6. At least we can be sure of the camera. It is the same as Fold4 and Fold5, that’s for sure.
— ICE UNIVERSE (@UniverseIce) October 19, 2023
サムスンは昨年のGalaxy Z Fold4にて約5000万画素のメインカメラを搭載し、前モデルGalaxy Z Fold3の1200万画素から大きな進化を遂げていました。この仕様はGalaxy Z Fold5にも引き継がれていましたが、次期Galaxy Z Fold6でも「3年連続で同じ」となるのかもしれません。
その一方で、同社はGalaxy Z Fold6をより薄くする計画を立てていると韓国業界誌The Elecが伝えています。
最新の記事によると、サムスンは中国ファーウェイが発売したMate X3をリバースエンジニアリング(分解して分析する)して、対応策を考えているとのこと。このMate X3はバッテリー容量が大きい上に、サムスン製品よりも薄いことが注目を集めました。
また、他の中国メーカーも続々と折りたたみスマホを投入しており、サムスンにとって大きな脅威となっています。8月に発表されたXiaomiのMix Fold 3(ファイバーモデル)は10.86mmの薄さで、Galaxy Z Fold5の約13mmに差を付けています。
Galaxy Z Fold5は搭載チップと薄さ以外は大きな変化はなかったものの、その2つによりアプリの操作しやすさや持ち運びやすさが大幅に改善されています。次期Galaxy Z Fold6も、それらがいっそう強化されると期待したいところです。
Source:Ice universe(X),The Elec
via:PhoneArena