サムスンは自社製の2億画素センサーを使い、凝ったビデオ撮影ができる「ISOCELL Zoom Anyplace」技術のデモを公開しました。
このZoom Anyplaceとは、新たなセンサーとAIにより実現するものです。サムスンは今月初め、「動いている物体を最大4倍までクローズアップして撮影できる」「自動的に対象物を追跡して、同時に全画面でも録画するため、瞬間やディティールを逃さない」と予告していました。
サムスンは、この新機能をどのデバイスに搭載するか明らかにしていません。しかし、次期フラッグシップ機「Galaxy S24 Ultra」も現行のGalaxy S23 Ultraと同じく2億画素センサーを採用すると噂されることが、Zoom Anyplaceとも一致しています。
またZoom Anyplaceは「クアルコムのAIエンジンによって加速される」と言及。それとともに、Galaxy S24 Ultraに搭載が噂される最新チップ「Snapdragon 8 Gen 3」のロゴが表示されています。
こうした機能は、すでにHonor 90が「ソロカット機能」(撮影中にフレーム内の人物をタップすると、その人を切りだした動画を同時に撮影できる)が実現しています。が、Honorは両方の動画とも解像度が1080pに限られるのに対し、こちらは最大4倍までズームしても4Kで録画できるそうです。
サムスンは、Zoom Anyplaceがいつ登場するかは触れていません。が、Galaxy S24シリーズは来年(2024年)1月に発表が噂されており、その時にカメラの凄い新機能がアピールされるのかもしれません。
Source:Samsung(YouTube)
via:The Verge