サムスンの折りたたみスマートフォンGalaxy Z FoldシリーズはSペン(スタイラス)に対応していますが、本体に収納できません。そのため、スタイラスは別に持ち歩くか、Sペンを収納できるケースを買う必要があります。
しかし、次期「Galaxy Z Fold6」ではSペンを本体に収納できる可能性が、サムスンが申請した特許から浮上しました。
「電子ペンを使う電子デバイスおよびその方法」と題された特許文書は、Sペンを背面か横側に取り付けられる2つのアプローチを説明しています。
そのうち前者は、背中にタテ長のくぼみを作り、そこにペンを収納するというもの。もう1つは右側の下半分を凹ませて、横側にSペンをくっつけるという仕組みです。単純に「スマホの裏側にペンを取り付ける」形では分厚くなりやすいため、それを避けて薄くすることを目指しているようです。
それに加えて、特許ではSペンに複数のボタンを組み込む可能性も示しています。すでに現行のSペンにはお気に入りのアプリを呼び出したり、画面キャプチャできる便利な機能が備わっていますが、より生産性を向上させる可能性が広がりそうです。
あくまで特許申請は「サムスン社内で新技術を開発・検討している」手がかりにすぎず、実際に製品化されることを保証するものではありません。が、Sペンを折りたたみスマホ本体に取り付けられる仕組みは多くのユーザーに望まれているだけに、次期Galaxy Z Fold6での実現を期待したいところです。
Source:Studimo.it
via:Tom’s Guide