様々な種類の中華麺が揃うコンビニフード。今回紹介するのは、「麻辣麺」というあまり聞き慣れない種類の中華麺です。日本を代表する中華料理の巨匠・菰田欣也シェフ監修の一品は、一体どんな味わいを楽しめるのでしょうか。
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●「菰田欣也シェフ監修 燃える辛さ! 麻辣麺」(ファミリーマート)
辛味を特徴とする四川料理の1つである麻辣麺。今回ファミリーマートから発売された「菰田欣也シェフ監修 燃える辛さ! 麻辣麺」(570円/税込)は、第5回中国料理世界大会で日本人初の金賞を受賞した菰田シェフが監修しています。
ちなみに、菰田シェフはネット上でも高評価が並ぶ「ファイヤーホール4000」という中国料理店のオーナーシェフ。本格的な四川料理が期待できそうです。
まずは具材をチェック。全体に赤唐辛子がかかっており、真ん中には肉そぼろ、その両側に青ネギと白髪ねぎが添えられていました。彩りがとても綺麗で食べる前からワクワクが止まりません。
さっそくレンジで加熱調理(500Wで3分)して蓋をあけると、食べる前から辛さを感じるほどに香辛料の香りが広がります。底に少しとろみのあるスープが溜まっているので、しっかりと混ぜ合わせましょう。中太で柔らかめの麺は少し辛味のある焼きそば風。とろみスープもしっかりと絡まりました。
さっそく口にすると、意外なことに口の中ではそれほど辛みを感じません。ところが飲み込むと喉元でピリっとし、舌が痺れる感覚に。花椒の香りが程よく鼻に抜けてきて、これぞ本格中華という感じ。家では再現できない絶妙な香辛料のバランスがたまりません。
肉そぼろは豆板醤と花椒で炒めてあり、辛いだけではなくコクとお肉の優しい旨みを感じました。振りかけられているアーモンドの歯ごたえもGOOD。たっぷり入った青ネギと白髪ねぎは薬味としての役割はもちろん、シャキシャキ感を楽しませてくれます。ラー油で和えたもやしとザーサイのザクっとした食感も肉そぼろにマッチ。1つ1つの完成度の高さに驚きです。
ネット上では「期待以上に花椒が効いていて旨辛で痺れる!」「コンビニ商品のレベルを超えたハイクオリティ中華」といった声が寄せられていました。痺れる辛さがやみつきになる本格四川の麻辣麺を、ぜひ一度味わってみてください。
※価格はライター購入時のテイクアウト価格です。