かつてApple Watchには「画面を左右にスワイプするだけで文字盤を変更できる」機能がありました。これは最新のwatchOS 10では削除されていますが、まもなくwatchOS 10.2で復活するようです。
リーカーのAaron氏が、現在テスト中のwatchOS 10.2ベータ3を解析したところ、「Swipe to Switch Watch Face」(スワイプして文字盤を切り替える)という文字列を含んだコードを見つけました。
watchOS 10.2 beta 3 adds back the feature that allows you to swipe between watch faces!
This feature was removed in watchOS 10.0 pic.twitter.com/7OWgdMkp72
— Aaron (@aaronp613) November 16, 2023
Apple Watchの設定アプリでこのオプションを有効にすると、指を左右にスワイプすることで文字盤を切り替えることが可能となります。watchOS 9までの手軽に文字盤を変更できる機能が帰ってくるわけですね。
逆にいえばwatchOS 9では、うっかり文字盤を変更してしまうこともありがちでした。そんな苦情も多かったためか、watchOS 10では「まず画面を長押し」+「画面をスワイプ」に移行したのでしょう。
今回の変更により、気分に応じて文字盤をさっと変えたい人は設置をオンに、一度決めた文字盤を変えたくない人はオフにするという使い分けができそうです。
watchOS 10.2は現在、開発者とパブリックベータテスターの両方に提供されており、12月に一般公開される見通し。一足先に使いたい人は、自己責任のもとでパブリックベータ版を試してみるのもいいでしょう。
Source:Aaron(X)
via:PhoneArena