元読売ジャイアンツの投手・槙原寛己さんが配信するYouTubeチャンネル「ミスターパーフェクト槙原」。槙原さんといえば、パーフェクトゲームを達成したことでも知られる名投手です。11月23日に更新した動画では、元木大介さんをゲストに招いて対談を実施。5年間の元木さんのコーチ生活を聞きながら、現役時代の思い出話に花を咲かせ大いに盛り上がりました。
●今の選手の練習事情と比較しながら現役時代の思い出が蘇る
和やかムードの乾杯で始まった本動画。ともに巨人一筋だった2人は、元木さんの入団から槙原さんの引退まで、10年間にわたりチームメイトだったこともあり仲の良さが伺えます。
2019年よりコーチとして巨人軍を支えてきた元木さん。今季は作戦兼内野守備コーチを務めましたが、2023年をもってコーチを辞任することを先月発表しました。自身のInstagramでも「5年間ジャイアンツのユニホームの袖を通して、チームのみんなと戦って来たことは本当に幸せでした」とコメント。阿部慎之助新監督を迎え、新体制となった巨人軍にバトンを渡しました。
「大変だった」とコーチ生活を振り返る元木さん。というのも、コーチは選手以上に自由時間がないのだとか。選手時代にはコーチは指示を出すだけの楽な仕事だと思っていたと元木さんが吐露。すると槙原さんも、現役時代に雨の中ランニングをしていたらカレーライスを食べているコーチがいて、ブチ切れた川合(昌弘)選手が乱闘になったというエピソードを披露しました。
実際は選手が1人でも残っていればコーチも一緒に付き合うそうで、心の中では「帰ってくんねぇかな?」と思っていたと本音を打ち明けると槙原さんは手を叩いて大笑い。さらに「(実は選手側も)元木ヘッドがもう、そろそろいいかなって言ってくれないかなとお互いせめぎ合ってる」と返して一同を爆笑させました。
ただ元木さん曰く、最近の選手は元木さんが現役の頃よりも練習量が多いとのこと。ウエイト重視の岡本(和真)選手や丸(佳浩)選手・中田(翔)選手、初動負荷派の坂本(勇人)選手とタイプはあるにせよ、活躍する選手たちのトレーニングはハードだそうです。槙原さんから「大介のウエイトなんて見たことない」「帰るの早かったもんな」などと茶化される場面もあり、楽しい対談第1話となりました。
視聴者からは「元木さん5年間お疲れ様でした!」「今度は元木監督が見たい」といったコメントとともに、「この2人の掛け合いは最高」「2人とも楽しそうでずっと見ていられる」といった声が上がっていました。元木さんとの対談動画は第2話もアップされているので、ぜひ見逃さずにチェックしてくださいね。