サムスンの横折りスマートフォンGalaxy Z Foldシリーズは、高性能かつ信頼性が高く、動作が安定していることでも知られています。とはいえ、折りたたんだ状態で外にあるカバー画面の横幅が狭く、使いづらいとの声もありました。
そんななか、次期「Galaxy Z Fold6」では、ついにカバー画面のアスペクト比(タテ横の比率)が変わるかもしれないと報じられています。
韓国方面の情報筋によれば、Galaxy Z Fold6の開発コード名は「Q6」。サムスンはいくつかの試作機でテストした結果、現行のGalaxy Z Fold5とは異なるアスペクト比を推進しているようです。ただし、Galaxy Z Fold5より広くなるかどうかは確認されていません。
またGalaxy Z Fold6のデザインは、Galaxy S25シリーズの方向性に寄せられるとのこと。さらに、最近の中国製折りたたみスマホと同じく、折りたたみ画面の折り目を減らしつつ、本体は軽くなっていると伝えています。
すでにGalaxy Z Fold5では、閉じたときに上下の間にすき間ができないヒンジ(折りたたみの軸)を導入済み。次期モデルがより薄く軽くなり、カバー画面の横幅が広くなれば、いっそう人気が出ると思われます。
かたや、タテ折りの次期モデル「Galaxy Z Flip6」は、現行のGalaxy Z Flip5よりも画面周りのベゼルが狭く、カバー画面も大きくなるとのことです。これは、ディスプレイ専門アナリストRoss Young氏も主張していることです。
Galaxy Z Fold6とGalaxy Z Flip6ともに、パワフルな「Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxy」採用が予想されています。サクサク動作で、画面も非常に見やすいデバイスになると期待したいところです。