先日、サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S24」シリーズの公式らしきレンダリング画像や全仕様がリークされていました。それに続き、最上位モデル「Galaxy S24 Ultra」搭載カメラモジュールの写真が公開され、望遠レンズにつき「光学10倍ズームは廃止、5倍ズームに切り替え」の可能性が高まりました。
これまでGalaxy S24 Ultraの望遠レンズは光学倍率が10倍から5倍に落とされ、代わりに画素数が1000万から5000万に引き上げられると噂されていました。が、先日のリーク資料では「光学ズームは2x/3x/5x/10x」と書かれていたため、動揺が広がっていた経緯があります。
そんななか、リーカーの@chunvn8888氏はGalaxy S24 Ultraのカメラモジュール画像をX(旧Twitter)上でシェア。最も下(一番小さなレンズを上にした場合)に位置しているのが、望遠カメラの部分です。
Galaxy S24U (G928) rear cam pic.twitter.com/5khVEQoPvq
— No name (@chunvn8888) December 23, 2023
この写真に対して、フォロワーは「Galaxy S23 Ultraの光学10倍モジュールより小さい」と指摘しています。
This is the S23U module. Looks like the S24U really is losing the 10X zoom as zoom module is smaller pic.twitter.com/ZNdTkJX4mr
— Braylan Black (@braylan_black) December 23, 2023
歴代のGalaxy S Ultraシリーズは、高倍率の光学ズームを「ペリスコープ望遠レンズ」により実現してきました。これはレンズやミラーにより光の向きを変え、本体に対して横方向にレンズを配置する方式のこと。つまり、モジュールが横長であるほど焦点距離、つまり高倍率を実現しやすく、逆に短いほど倍率も小さくなる傾向があります。
こうした「最大5倍ズームで5000万画素」は、ほぼiPhone 15 Pro Maxと同じ仕様です。サムスンも5倍で十分と判断したのかもしれませんが、ユーザーの反応が気になるところです。
Source:@chunvn8888(X)
via:Gizmochina