12月21日、デザインTシャツで知られるグラニフが、東京・原宿に新店舗「グラニフ東京」をオープンしました。編集部員・野田がその全貌をお伝えします。
好調なグラニフ。2年間で26店舗の出店!
グラニフ東京は2フロア約130坪の空間を生かし、8つのゾーンから構成されるショップインショップのスタイルのストア。各ゾーンはストリートの再構築をテーマにデザインし、シャッターやネオンサインなど、随所にその要素が散りばめられています。
8つのゾーンのうちのひとつが、ブランド初となるカフェ「グラニフカフェ(graniph Cafe)」。こだわりのコーヒー&ドーナツを楽しめるインストアカフェで、コーヒーは福岡を拠点とするスペシャルティコーヒー専門店「REC COFFEE(レックコーヒー)」、ドーナツは東京を拠点にニューヨークスタイルのドーナツストアを展開する「DUMBO Doughnuts(ダンボドーナツ)」とコラボレーション。
グラニフは、かつてTシャツとパーカが主力だった商品構成から、ニットやアウター、ボトムス、帽子、シューズ、バッグと商品を拡充。アート、マンガ・アニメ、ゲーム、エンタメ、キャラクターなどポップカルチャーを融合したライフスタイルを提案するグラフィックブランドへと変わりました。
店舗内にはグラニフのオリジナルキャラクターモデルに加えて、コラボレーションモデルも多数販売。年間約30社とコラボレーションを行っているといいます。筆者が気に入ったのは「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」や「ジョジョの奇妙な冒険」、「ゴーストバスターズ」、「グレムリン」のコラボモデルです。
さらに驚くことにアパレルだけでなく、インテリア雑貨やステーショナリー、キャンプグッズまでグラニフブランドは拡大しています。
「Tシャツブランドのイメージを払拭し、ポップカルチャーを融合した、ライフスタイルを提案するグラフィックブランドであるという印象を持ってもらいたい。そのために、今回グラニフ東京をオープンしました」と、メディア内覧会にて登壇したグラニフ代表取締役社長・村田昭彦さん。
「オリジナルキャラクターで最も人気のある『ビューティフルシャドー』は、売上が20億円を突破しています。店舗は、これまで20~30坪(約66~100㎡)が中心だった店舗面積も50~100坪(約165~330㎡)へと広げています。10月3日、大阪・心斎橋にオープンした路面店は、予想以上に高調で、3か月で売上高は8000万円を超え、年間3億円ペースで推移しています」と、好調なグラニフ。今後も50~100坪面積の店舗を年間10〜15店増やしていく予定とのこと。
同ブランドの魅力がギュッと詰まったグラニフ東京。かわいいキャラクターや限定グッズ、有名店が手がけたオリジナルメニューなど、原宿に行った時はぜひ立ち寄ってみてほしいショップです。
■グラニフ東京
住所:東京都渋谷区神宮前4-25-13 MICO神宮前(原宿キャットストリート)
営業時間:11時〜20時予定
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