サムスンの次期「One UI6.1」は、現行のOne UI 6.0が動くほとんどのGalaxyスマートフォンとタブレット向けに、今後数週間のうちに配信されると予想されています。
One UIとはGalaxyデバイス向けに特化したUIであり、One UI 6.1は次期「Galaxy S24」シリーズと同時に登場する可能性があるもの。
このOne UI 6.1ベータ版は生成AI機能を搭載するとリークされていましたが、一部のAI機能はGalaxy S23シリーズなど少し古めのモデルでも利用できるとの噂が報じられています。
サムスン製品情報サイトのSammobileによれば、噂の「Galaxy AI」に含まれる機能の一部は、最新のSnapdragon 8 Gen 3やExynos 2400が必要かもしれないとのこと。これらのチップは、Galaxy S24シリーズが採用するとみられています。
しかし情報筋によれば、サムスンは一部のAI機能を既存のデバイスに移植するとのこと。今のところ、その対象はGalaxy S23シリーズ、Galaxy Z Fold 5、Galaxy Z Flip 5。「その他のモデルにはAI機能がやって来ない」とは断言できないものの、One UI 6.1が要求するスペックは高いため、それら以外のモデルへのAI機能の導入は難しいのかもしれません。
サムスンは2024年の第1四半期(1月~3月)にOne UI 6.1の配信開始を目指しているとのこと。今回の噂が正しければ、最新モデルを買わなくともGalaxy AIの一部機能は楽しめるということで、期待して続報を待ちたいところです。
ちなみにサムスンは、米ラスベガスでマーベル・スタジオの『ドクター・ストレンジ』とコラボして、モバイルAI機能を宣伝するイベントを行いました。ここから、無限の未来が切り拓かれるのかもしれません。
Source:Sammobile