「iPhone 16 Pro」に2TBモデルが登場すると海外で報じられています。しかし、1TBモデルでは性能が低下するかもしれません。
現行モデルの「iPhone 15 Pro」では128GB・256GB・512GB・1TBモデルが、「iPhone 15 Pro Max」では256GB・512GB・1TBモデルが、それぞれ用意されています。
韓国語サイトのNaverによれば、iPhone 16 ProおよびPro Maxの両方に2TBモデルが新たに追加されるとのこと。これは、より高密度な「QLC(Quad-Level Cell)NAND」フラッシュメモリへの切り替えの結果と指摘されています。
ただし、QLC NANDは、iPhone 15に採用されている「TLC(Triple-Level Cell)NAND」フラッシュと比較して、読み書きの速度が遅いことがデメリット。耐久性や信頼性でも劣っており、書き込み操作に効率的に対応できないこともあると指摘されています。そのため、iPhone 16 ProおよびPro Maxの1TBモデルや2TBモデルでは、ストレージ性能の低下が懸念されているのです。
より高価な大容量モデルで、性能が低下するのはなんだか納得がいきませんが、動画撮影などの際には2TBモデルの大容量ストレージが役立つことになるのでしょう。