サムスンの新型スマートフォン「Galaxy S24 Ultra」の色が鮮やかでない。一部のユーザーがそう報告しているようですが、どうやらそれは同社が意図して設計したもののようです。
Galaxy S24 Ultraは約6.8インチの有機ELディスプレイを搭載。最大輝度は2600ニトで、リフレッシュレートを1〜120Hzまで変化させて消費電力を削減することができます。また、最新のカバーガラス素材「Corning Gorilla Armor」の採用により、耐久性と視認性を向上させています。
しかし、Galaxy S24 Ultraを手に入れた一部のユーザーからは、以前のモデルより色が鮮やかでないとの報告があがっています。ディスプレイの設定を「ナチュラル」から「ビビット」に変更しても、あまり違いはなかったそう。
このことについてサムスンは、「Galaxy S24 Ultraのディスプレイのカラープロファイルは、より正確で快適になるように調整されている」と説明しています。
「(Galaxy S24では)より自然な視聴体験を提供するために、ディスプレイ技術にいくつかの変更が加えられており、ユーザーは古いデバイスと比較して色の濃さの違いに気づく場合があります。この表示は意図的な色調整によるものであり、製品上の欠陥ではありませんので、安心して使用できます」
なお、サムスンは「ビビッド」モードをもう少し鮮やかにすることも検討しているそう。自然な色合いがいいのか、鮮やかな色合がいいのか、さじ加減はなかなか難しいようです。
Source: TecknoFilio via 9to5Google