今年リリースされるであろう「iOS 18」に搭載される「Safari」ブラウザに、複数のAI(人工知能)機能が採用されると、海外テックサイトのApple Insiderが報じています。
今回の報道によれば、iOS 18のSafariにはブラウジング体験を向上させる新ツールと、さまざまなデザイン変更が加えられるとのこと。現時点で判明している新ツールは以下の通りです。
- インテリジェント検索:アップルのオンデバイスAI機能により、ウェブページ上の重要なトピックやフレーズを要約することができます。
- ウェブ消しゴム:ウェブページの不要な部分を簡単に削除できます。一度削除した内容は、サイトを再度訪れても表示されません。
- 新しいクイックアクセスメニュー:アドレスバーに表示されるクイックアクセスメニューには、ページツールが統合され、共有シートにあるいくつかの機能が引き継がれます。
この中で気になるのは、やはりAIを活用したウェブ消しゴムでしょうか。詳細は不明ですが、見たくない広告などをサクッと消せるようになると便利ですね。
これらのAI機能は、iPadの「iPadOS」やMacの「macOS」のSafariにも搭載されることが見込まれています。6月10日から開催される開発者向け会議「WWDC24」で、SafariのAI機能の詳細が明かされることを期待したいですね。
Source: Apple Insider via MacRurmos