今年も新製品の登場が期待される、Apple Watchの最上位モデル「Apple Watch Ultra」。しかし次期「Apple Watch Ultra 3」では、ハードウェアのアップグレードはほとんどないかもしれません。
昨年発売された現行モデルの「Apple Watch Ultra 2」を初代モデルの「Apple Watch Ultra」と比較すると、まずチップが「S8 SiP」から「S9 SiP」に進化。画面の最大輝度が2000ニトから3000ニトに向上し、ストレージが32GBから64GBになりました。第2世代の「UWB(超広帯域無線)」チップを搭載し、ダブルタップのジェスチャーに対応しています。
著名アナリストのミンチー・クオ(Ming-Chi Kuo)氏は6か月前、2024年にはApple Watch Ultra 3が発表される可能性は低いと報告していました。最近の報告では、今年はApple Watch Ultra 3が発売されるものの、Apple Watch Ultra 2からのハードウェアのアップグレードは「ほとんどない」と述べているのです。
Apple Watch Ultra 3は新製品として登場するのですから、Apple Watch Ultra 2と全く同じということはないはず。最低限プロセッサは刷新されるでしょうが、変更点はそれだけにとどまるのかもしれません。
一方で今年は、Apple Watchの10周年モデル「Apple Watch X」が投入される見込み。こちらは本体の薄型化やマグネットによるバンドシステムの採用も噂されていますが、Apple Watch Ultraシリーズとの競合が気になるところです。
Source: MacRumors