アップルが本日15日から発売を開始する新型「iPad Pro」。その「9コアバージョンのM4チップ」を搭載したモデルのベンチマークスコアがGeekBenchで報告されています。
5月7日に発表された新型iPad Proは、Macに先駆けてM4チップを搭載。新型iPad Proでは、ストレージが256GB/512GBのモデルの場合にはCPUが9コア、1TB/2TBのモデルではCPUが10コアのM4が搭載されています。10コアのM4では、「M2」チップと比較して約1.5倍の性能向上が確認されていました。
GeekBenchによれば、9コアのM4はシングルコアで3630ポイント、マルチコアで13060ポイントというスコアだったそう。10コアのM4でのシングルコアが3695ポイント、マルチコアが14550ポイントであり、それらと比較すると約10%ほど遅いスコアとなっています。
一方、8コアCPUを搭載した「M3」や「M2」のマルチコアスコアは、それぞれ11600ポイント、9600ポイントとなっており、それらと比べた場合、9コアのM4はそれぞれ約13%、約35%高速となっています。
アップルのうたい文句通り、大幅なスペックアップを実現した、M4搭載の新型iPad Pro。円安の影響で値上がりしたのは残念ではありますが、お財布に余裕があれば、一度そのパフォーマンスを体験してみたいものです。