アップルの空間コンピューター「Apple Vision Pro」が、開発者向け会議「WWDC24」の後に販売国を拡大すると、米ブルームバーグが報じています。
Apple Vision Proは2023年6月に発表され、今年2月に発売が開始された空間コンピューター。両目にそれぞれ4K解像度ディスプレイを搭載し、12個の「EyeSight」カメラで周囲を捉えるなど、非常にハイエンドな作りとなっています。価格も3499ドル(約55万円※)とかなり高く、現在は米国でのみ販売されています。
※1ドル=約156.5円で換算(2024年5月14日現在)
ブルームバーグによれば、6月10日に開催されるWWDC24の後にApple Vision Proを販売するため、世界各地の従業員がアップルの本社に集まり、数日間の研修を受けているとのこと。この研修には日本、中国、韓国、ドイツ、フランス、シンガポールの従業員が参加しているそうです。つまり、これらの国でApple Vision Proが販売される可能性が高いと言えます。
アップルは以前、Apple Vision Pro関連の求人情報を日本でも出していた経緯があります。はたしてApple Vision Proは日本の消費者に受け入れられるのでしょうか?