次期「iPad mini」の登場が2024年末より後になると、米ブルームバーグのマーク・ガーマン記者が予想しています。
現行モデルのiPad miniは、2021年9月に発表されました。8.3インチディスプレイと「A15 Bionic」、USB-Cポートを搭載し、トップボタンに指紋認証機能を組み込むなど、大幅な進化を遂げた……のですが、それ以降製品のアップデートは行われていません。
以前にガーマン記者は、スペックがアップグレードされた次期iPad miniが2024年に登場すると報じていました。アップグレードの中身は、プロセッサの刷新やカメラ性能の向上、ディスプレイやワイヤレス機能の進化、新色の登場などが噂されています。
しかし、今回の同氏の予測では、次期iPad miniでは新しいプロセッサが搭載されるものの、その他の変更点はほとんどないと伝えています。これが正しければ、3年以上も待ったアップグレードとしては、少々期待外れなものとなってしまいそうです。
ガーマン記者はその他にも、ローエンドな「iPad」も2024年末までに登場する可能性は低いと述べています。先日には完全に刷新された新型「iPad Pro」や、大画面モデルの追加された新型「iPad Air」が登場しましたが、その他のiPadシリーズのアップグレードはかなり先となるかもしれません。